新たな【台風のたまご=熱帯低気圧】発生へ

秋雨前線が南下し関東地方から東海地方、近畿地方や九州地方にかけて広く雨が降っています。「台風23号」はようやく日本から離れていきますが、新たな「台風のたまご=熱帯低気圧」が、日本の南で発生しそうです。15日(水)~24日(金)の《雨風シミュレーション》《全国各都市の週間予報》を画像で掲載しています。

16日(木)の予想天気図では 南の海上に「台風のたまご」熱帯低気圧が発生

■【温低化(おんていか)】台風23号は温帯低気圧へ

日本のはるか東を進む「台風23号」から、前線が延びているように見えます。これは「台風」が「温帯低気圧」に変わっていく途中を示していて、台風の「温帯低気圧化」または「温低化」と呼ばれます。緯度の高い地域では冷たい空気が流れ込んで、台風の構造が変化し「温帯低気圧」に変わってします、「台風」が弱まったではありません。

日本付近は秋雨前線が南下中、台風23号は温帯低気圧に変わる途中

強い台風23号情報

「強い台風第23号」は、12時間以内に「温帯低気圧」に変わりますが、予報円では『暴風警戒域』が表示されていて、前線を伴う「温帯低気圧」に変わってからも「暴風」を伴う危ない「温帯低気圧」であることを示しています。