また、毎年の命日には慰霊の式典を営んできましたが、当初は30人ほどいた会員は現在、名取さん1人です。
名取義晃さん:
「労苦に対してのお礼。続けていきたい。責任がどこかいっちゃうわけじゃないから」
罪なき人々が亡くなった集団自決。
当時を知る人は徐々に減り、まもなくその日から80年です。

郷土史研究家 相原千里さん:
「証言者がいなくなった、 ではなくて、自分たちは今こそ この戦争の中で精一杯生きた人たちのことをきちんと学ばないと。そして今を、これからを、考えてもらいたい。今こそ、豊村のことをみんなで知ろうじゃないか」