広い範囲で雨雲に覆われ、ところにより激しい雨が降っている三連休最終日の日本列島ですが、気象庁によると、西日本では13日から気温が高い状態が続く見込みだということです。
■雨に見舞われる11日(月・祝) 12日明け方にかけて土砂災害に要警戒
11日は近畿地方でも大気の状態が非常に不安定となり、12日夕方にかけて局地的に雷を伴った激しい雨が降る見込みです。
雨が降り始めた9日から11日午後3時までの降水量の速報値は多いところで
▼滋賀県 139.5ミリ(大津市南小松)
▼京都府 108.5ミリ(京都市京北)
▼奈良県 88.0ミリ(十津川村葛川)
▼大阪府 104.5ミリ(能勢)
▼兵庫県 107.0ミリ(福崎)
▼和歌山県 299.5ミリ(那智勝浦町色川)
となっています。これまでの雨により地盤の緩んでいる所がある可能性もあるということで、12日明け方にかけて、土砂災害に警戒が必要です。
■雨が上がると…13日からは晴れて気温上昇か
一方、気象庁はさきほど「高温に関する全般気象情報」を発表しました。高気圧に覆われて晴れる日や暖かい空気に覆われる日があるため、西日本では13日から18日頃にかけて、最高気温が35度以上の猛暑日となる所がある見込みだということです。
大雨の次には猛暑がやってくるところもあるということで、万全の熱中症対策が必要です。