去年、9年ぶりに全国高校駅伝に出場した、長野日大高校の陸上競技部。7月25日から広島県で行われるインターハイにも、中長距離種目に3人が出場します。長野日大を強豪校に育てたのが山田憲一監督です。熱い指導者のもと、大舞台に挑む陸上部に密着しました。

午後4時すぎ、陸上競技部の練習が始まります。
「お願いします!」
部員およそ70人の大所帯。切磋琢磨し、トレーニングを重ねています。様々な種目がある陸上競技。

部はグループ分けされ800メートル以上の中長距離を専門とする「中長距離ブロック」には、およそ半数の32人が所属しています。
「よーい、ゴー!」
主に中長距離ブロックを指導する、山田憲一監督。
学生時代には「箱根駅伝」にも出場しました。

市内の中学校で指導にあたった後、2003年に長野日大陸上部の顧問に就任。
就任7年目に全国高校駅伝初出場を果たすなど手腕を発揮してきました。
山田憲一監督:「一番は高校時代に、ある一定のレベルとか、インターハイを経験させてあげたい。陸上競技を進学先で、また社会人になっても競技から離れずに陸上競技を好きでいてくれることが私にとっては嬉しいこと」