五十鈴川の川面を大木が行く…「川曳(かわびき)」

その後、愛知県一宮市などを通って三重県に入り、9日、内宮に到着。五十鈴川の川面を曳いて境内まで運ぶ、伝統の「川曳(かわびき)」で運びこまれ、あいにくの空模様ではありましたが、威勢の良いかけ声が町に響き渡りました。

(東京からの参拝客)
「こんな素晴らしい日に巡り合ってびっくりしている」
(大阪からの参拝客)
「迫力がすごかった。太さというか」

御神体が新殿に移る「遷御(せんぎょ)」が行われるのは8年後の2033年。前回の2013年には年間で1000万人以上が伊勢神宮に訪れ、経済効果は2400億円以上とされていて、地元も今後の盛り上がりに期待しています。

(地元の人)
「全国から人が来てくれるので楽しみ」
「この勢いで徐々に盛り上がるとうれしい」

10日には市民らが参加する「陸曳(おかひき)」が行われ、外宮に御神木が運び込まれます。