廃棄されていた建築資材を活用

高騰する資材のコストを少しでも抑えようという取り組みも。名古屋市中川区にある工務店の倉庫、中には建築資材がずらりと並んでいます。
(丹羽ハウジング 福井大輔さん)
「(Q:どういったものが置かれている?)現場で余った木材やベニヤ、ボード関係がある」
実はここにある建築資材の多くは端材(はざい)つまり余りなのです。

建築現場にとって一番困るのは資材が足りないこと。それぞれの現場で少しずつ多めに仕入れざるを得ず、どうしても端材が発生します。お金をかけて買った端材は、さらにお金をかけて廃棄することになり、悩みの種でもありました。この余りを生かすのが「ZAI(ザイ)」という名古屋のスタートアップ企業です。
(ZAI 神賀英悟 COO)
「使える状態なのに、わざわざゴミ袋に捨てやすいように細かく切り刻むとか、手をかけてわざわざ捨てている。一体職人何人分のお金を捨てているんだろうって」