「朝6時半に着いたら、アメリカ館もイタリア館も」

 夕方の芝生広場。心地よい風がふくなか子どもたちが走りまわります。

 (母親)「万博楽しかった人?」
 (子ども)「はい!」
 (母親)「何が一番楽しかったですか?」
 (子ども)「アメリカ。月の石見た」

 愛知県から日帰りで訪れた家族。

 (愛知から訪れた人)「すごく緊張して、みんなで2時に起きて3時に出てきて。ここに6時半に着いて、混んでるいると言われている東ゲートに行ったら誰もいなくて。でも6時半に着いたらめちゃくちゃまわれました。『1軍』と言われているところをいっぱい行けました。」

 予約なしでも1日でアメリカ館、イタリア館、スイス館など全部で6つのパビリオンを見学。帰る前にリングからの景色を楽しもうとやってきました。
20250506_ooyanering-000716434.jpg (アイルランドから訪れた人)「アイルランドから2週間の旅行です」

 アイルランドから来た2人。大阪では是非万博に行きたいと思っていたそうです。自分の国のパビリオンが気になりますが…

 (アイルランドから訪れた人)「(Qアイルランド館は?)あそこ(リングの真下)にあるけどまだ行っていません。長い列ができています」
20250506_ooyanering-000834601.jpg 芝生に座ってノートを広げる女性がいました。

 (大阪市から訪れた人)「(Q何のノート?)万博ノート。スタンプ押したのと、何を食べたかというのと、ちょっとだけ感想書いてあるのかな。(Qアメリカ館の月の石は?)『あ、これか』というだけです」

 オリジナルの『万博ノート』を片手に話をしてくれたのは大阪市内に住む75歳の女性。すでに4回目の来場です。

 (大阪市から訪れた人)「もう万博は経験できない(と思う)から、何回も何回も来てやろうというのと。とてもくつろげるんです。仕事を朝からやってきたんですけど、ここ(リング)に来たら開放されるから。自分自身がのびのびできるのでとてもいいです。」

 先ほどの2人がアイルランド館を見て戻ってきました。

 (アイルランドから訪れた人)「(Qアイルランド館はどうだった?)すごくよかったです。予想外に自国のことを万博で世界に見てもらえて誇らしかったです」

 大屋根リングは絶好の夕日スポットだと話題になっています。しかし、この日は西の空に雲がかかり、夕日は期待できそうにありません。ところが束の間だけ、雲の隙間から太陽の光が射し込みました。