大阪・関西万博は開幕して初めての大型連休(ゴールデンウィーク)を迎えました。『大屋根リング』に注目して、念入りに取材すると、訪れた人それぞれの楽しみ方がわかりました。
自宅から40分で“世界旅行”
大阪・関西万博のシンボル『大屋根リング』。“世界最大の木造建築物”としてギネス世界記録にも認定。来場者の心をつかんでいます。
「想像以上に大きくてびっくりしました」
「迫力がすごくて。ずーっと1周分あるのが相当すごいと思いました」
大型連休の1日、『リングの上』を訪れる人たちを定点観測しました。
5月1日、最初に出会ったのは東大阪市から訪れた人です。「(Qどこから来た?)東大阪からです。ミャクミャクの5月のスタンプをもらいに来ました。桜(4月限定)と鯉のぼり(5月限定)と違います。」
1歳半になる双子の男の子を連れた家族。来場は2回目だといいます。
(東大阪市から訪れた人)「(Q大屋根リングはどうですか?)初めてのぼったんですけどいいですね。ものすごく気持ちいいですし。子どもらが歩くのも自由なんで、楽しいですね。前に進みませんけど、ゆっくり歩いているから」
ミャクミャクカラーの靴で木の床を歩きまわる子どもたち。リングの上から外国のパビリオンを見て。
(東大阪市から訪れた人)「パビリオンに入るよりも、“世界旅行”に来ていると思って散歩しているんですよ。(自宅最寄駅から)480円、40分で来れる“世界旅行”と思って。こんな幸せなことないなと思ってめっちゃ楽しんでいます」