日本への渡航を自粛するよう注意喚起してから1か月になるのを前に、中国外務省はきょう(11日)、日本への渡航を当面控えるよう再び呼びかけました。今度は「地震の発生」を理由にしています。
中国国営の中央テレビによりますと、中国外務省はきょう、日本への渡航を控えるよう呼びかけました。
その理由として「12月8日以降、日本の本州東部付近の海域で連続して地震が発生している」と指摘。「地震により多数の負傷者がでているほか、日本各地で津波が観測されており、日本の関係当局はより大きな地震が発生する可能性があると発表している」としています。
高市総理の台湾有事をめぐる国会答弁を受けて先月14日、中国外務省は日本への渡航を自粛するよう呼びかけていて、今回、「地震を口実」に改めて徹底する狙いがあるものとみられます。
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