厚切りカツを「一切れずつ」提供のワケ

厚切りの波は大阪・関西万博でも!

個人店で唯一出店している『とんかつ乃ぐち』の特徴は、まるで寿司店のように“一切れずつ提供する”ところ。

「乃ぐちのおまかせとんかつコース」(6800円)では、ロース・ヒレ・リブロースなど部位によって肉の銘柄を変え、分厚くカットされた揚げたてを一切れ一切れを堪能するスタイルです。

店主・野口典朗さん:
「常々揚げ物は揚げたてが一番美味しいと思っていて、さまざまな銘柄豚を一切れずつじっくり食べてもらいたくて一切れずつ提供というコンセプトにした」

ソースもレモンもかけずにそのまま一口食べた40代女性は「今まで食べた中で一番美味しいと思う」と恍惚の表情。
20代の女性も「もう一生食べられる。くどくない」と満面の笑みです。

コンビニでも厚切り“褒美食”

さらに、身近な場所でも“厚切り”が!

『ローソン』で人気なのは厚切りのロースとんかつが6切れ入った「三元豚の厚切りロースカツ」(473円)や、とんかつ まい泉が監修したソースをたっぷり使った「三元豚の厚切りロースカツサンド」(495円)です。

南後アナ:
「しっとりしたパンとふわっと優しいカツがすごくマッチしている。なかなか一口でいくのが難しいくらい分厚いんですけど、ランチとかこれで大満足ですね」

なぜ普通のとんかつではなく、“厚切り”にしたのか…?

商品部・厨房商品担当 新井陽子さん:
「一人暮らしのおかずとしても需要があるが、家族のいるお客様でも帰りがけに寄って、ちょっと忙しい中でも“身近で贅沢できる”ような商品ということで開発した」

“厚切り”とんかつで、自分へのご褒美を堪能するのもいいかもしれません。

(THE TIME,2025年4月28日放送より)