信州を代表する山岳リゾートにも春がやってきました。

雲一つない青空と残雪の穂高連峰が姿を見せた27日の上高地。アルプホルンの音が観光シーズンの訪れを告げました。

北アルプスへの玄関口で、シーズンの幕開けを告げる恒例の「開山祭」が開かれ、安全を祈願しました。

残雪の穂高連峰を望む上高地には、観光シーズンの訪れを告げるアルプホルンの音が響きました。

梓川にかかる河童橋のたもとに集まったのは、観光関係者のほか、登山客や観光客などおよそ2000人。

恒例の「開山祭」では、シーズンの到来を祝うとともに安全を祈願しました。

静岡県から:「いつも開山祭を楽しみにしていて河童橋周辺も見て回りたいですがもう一回明神池に行きたいと思っています」

岐阜県から:「初めて来たんですけど、日本にもこんな素晴らしいところがあったんだと改めて感じました」

上高地観光旅館組合 青栁浩一郎組合長:「河童橋、大正池、明神といろいろありますので、そちらをぜひ堪能してほしい」

連休後半は一時的に雨が降る日もありそうですが、今年は去年の150万人を上回るにぎわいが予想されています。