米子城山の植物を愛する仲間 メンバー
「こちらが在来種トウカイタンポポです。総苞片と言うんですけど、外側が反り返らず、シュッとすぼまった形になっているのが特徴です。色もよく見比べると淡いのかなと」
普段私たちがよく目にしている黄色いタンポポの多くは、「セイヨウタンポポ」と呼ばれる外来種なんだそう。

米子城跡には、在来種の「トウカイタンポポ」、外来種の「セイヨウタンポポ」、そして在来種で花が白い「シロバナタンポポ」の3種類が自生しています。
そこで気になるのが、外来種「セイヨウタンポポ」と在来線「シロバナタンポポ」は県内各地で見られるものの、なぜ、在来種「トウカイタンポポ」は米子城跡でしか見られないのかということです。
その理由は米子城の"歴史"にあると考えられています。