「ここからが本当の勝負」ブルテオン&サンバーズがホームで敵を迎え撃つ

(画像:大阪ブルテオン・西田有志選手)

 男子は大阪の2チーム、大阪ブルテオンとサントリーサンバーズ大阪が、レギュラーシーズンを1位・2位で通過。それぞれが、クォーターファイナルを勝ち上がってきた相手をホームである大阪のAsueアリーナ大阪で迎え撃ちます。

 エースの西田有志選手が「レギュラーシーズン優勝はあくまで通過点。ここからが本当の勝負」と話した大阪ブルテオンの相手は、クォーターファイナルで東京グレートベアーズ(レギュラーシーズン5位)を下したジェイテクトSTINGS愛知(レギュラーラウンド4位)。日本代表の司令塔でセッターの関田誠大選手が、同じく日本代表の宮浦健人選手をはじめとする強力攻撃陣を操るチームです。対するブルテオンには、西田選手のほか、日本代表の守護神・山本智大選手、専修大学在学中ながら特別指定選手としてブルテオンに加わったパリオリンピック代表の甲斐優斗選手らが在籍しています。

 また、サントリーサンバーズ大阪の相手は、大阪ブルテオンとともに最後まで激しくレギュラーシーズンの優勝を争ったウルフドッグス名古屋。レギュラーシーズン終盤戦で、髙橋藍選手、ドミトリー・ムセルスキー選手、大宅真樹選手といった百戦錬磨の選手を中心に驚異の16連勝を果たし、セミファイナルのホーム開催を手にしたサンバーズが、サーブ・スパイクともにSVリーグトップの決定率を誇るニミル・アブデルアシズ選手を擁する難敵を迎え撃ちます。

 両チームが出場するセミファイナルは、4月25日(金)から2戦先勝方式で開催。大阪ブルテオンの試合は午後1時05分から、サントリーサンバーズ大阪の試合は午後6時05分から開始予定で、それぞれ同じ会場で行われます。長年、ゴールデンウィークには黒鷲旗バレーが開催され国内最高峰の戦いが繰り広げられてきた大阪。バレーボールの歴史を刻んできたこの地で、どんな熱いドラマが待ち受けているのか。初代王者を目指す戦いに注目です。