伊佐市と出水市の観光名所を国内外にPRしようと、大阪・関西万博に、今月下旬からVR(バーチャルリアリティ)で体験するブースが開設されます。
18日から鹿児島市で、一足早くこのVRなどを体験するイベントが始まりました。

大阪・関西万博は158の国と地域が参加し今月13日に開幕しました。
来月28日から6月1日にかけて、地方創生SDGsに取り組む地方自治体が一堂に会する展示会イベント「地方創生SDGsフェス」が開催されます。

このイベントに、IT技術を駆使して伊佐市を盛り上げる活動を行っている団体「13verse」が参加し、市内の名所を再現した空間をVRゴーグルで体験できるブースを出展します。

このVRを万博より一足早く体験してもらおうと、鹿児島市のよかど鹿児島で応援フェアが始まりました。

(記者)「私も体験してみます。ここは曽木発電所遺構ですね。上を見ても下を見てもリアルな空間が広がっていてまるでその場にいるような感覚です」

1909年に竣工した水力発電所の曽木発電所遺構のほかにも、日本最古とみられる「焼酎」の文字の落書きがみつかった郡山八幡神社など、伊佐市の魅力をその場で体験することができます。

VRに使われた映像は、鹿児島情報高校と大口高校の生徒が協力して作成・編集作業を行ったもので生徒らは、出展期間内、万博会場を訪れるということです。

(13verseプロジェクト 脇黒丸一磨さん)「(伊佐市の魅力を)海外の方はもちろん、日本の方に知ってもらえるように工夫しているので、ぜひ体験してほしい」

この万博応援フェアは19日まで開催されています。