1分で完売も…満開の桜で「非日常」

また、テーマをしっかりと打ち出すことも集客につながるようです。

「とにかくかわいい」をテーマにしているのは、東京・表参道にあるアフタヌーンティー専門店『MOSKA by Ginger Garden』。

季節ごとに内装を大幅に変えるのが特徴で、4月は壁も天井も桜・桜・桜。まるで桜の木のトンネルの中にいるようです。

その満開の桜をテーマにした「桜と抹茶 アフタヌーンティー」(5900円※4月20日まで開催)は、桜ピンクと淡いグリーンに彩られ可愛さも満開。
抹茶のクッキーシュークリームや、旬のそら豆を使った2層仕立てのポタージュなど全11品を味わうことができます。

10代女性(高校生)2人組:
「ここに来たくて、そのために宮城から来ました」「カワイイ空間に囲まれて食べるというのが楽しみの一つなので、日ごろ貯めていた分を今回のために費やします」

完全予約制で、テーマによっては“受付開始1分で予約が埋まる”人気店となっています。(※1日4部・2時間制)

選べるカラーで「推し活アフタヌーンティー」

東京・吉祥寺にある『CafeEve』のテーマはズバリ、“推し活”

推しのイメージカラーに合わせて食器やスイーツの色を選ぶことができ、グッズを持ち寄っての“推し活アフタヌーンティー”(4300円~)が楽しめます。

10代女性:
「周りが全部“推し色”なので、自分の気分も上がったり、カワイイなって」

「おうちヌン活」楽しめるグッズ続々

さらに、友人との「おうちヌン活」を定期的に開催しているという人も。
横浜市在住の女性は、予算2000円ほどで互いにスイーツなどを持ち寄り自宅でアフタヌーンティーを満喫しているといいます。

女性:
「お店は結構予約が取れないことが多い。もっと気軽にできたら良いなと思っていたら、雑貨屋さんでティースタンドを見かけたので」

そう、いまや自宅で「ヌン活」を楽しめるアイテムも様々登場。
『IKEA』の「KVITTERA/クヴィッテラ ケーキスタンド 3段」(1999円)は、少し深さのあるクリアガラス皿で、高さ調節もOK。

『Francfranc』の「OUCHI CAFE SET 2persons」(6200円)は、3段のケーキスタンドに、ティーポットやカップ&ソーサ―なども付いた本格的な自宅ヌン活セットです。

お店でも自宅でも優雅なひと時を楽しめる「ヌン活」ブームは、まだまだ続きそうです。

(THE TIME,2025年4月17日放送より)