10万棟以上の家屋が全壊し、ピーク時の避難者数が30万人を超えた兵庫県。県内に設置された避難所は多い時で1153か所に上りました。着の身着のままで避難してきた人たちが、最初に案じたのは「大切な誰か」の安否。

 【避難所の張り紙より】
 「大丈夫ですか?連絡してきてください。待ってます」
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 張り紙、1枚1枚に無事を願う“希望”が託されていました。

 (公衆電話で話す人)「全然大丈夫やった?みんな無事やったからね」

 公衆電話には連日、夜遅くまで長蛇の列が。

 (公衆電話で話す人)「そっちどうもない?どうもない?うちは全滅や。もう入られへんねん。潰れてもうて」