123万円のままなら、本予算に賛成することはあり得ない

Q)本予算に対しては賛成するのか反対するのかどちらでしょうか。また、日本維新の会が最近自民党と近づいてるような形があり、この部分で国民と維新がある意味天秤にかけられてるようなことを見る向きもありますが、玉木さんのご所見は。
123万のままであれば予算に賛成することはあり得ないと思います。とても我々に期待してくれた有権者の思いに応えるものではないし、同時に3党の幹事長間の合意にも私は反してると思いますから、それで賛成することはあり得ないと思いますね。
維新さんがどうするか、これは他党の話なんで我々としてコメントするものではありませんが、ただそれは政府与党としては当然少数与党として予算を精査しなきゃいけないというのが至上命題でしょうから、当然、我々だけではなくて、維新をはじめとした他の野党に、協力を求めて、結果それが両天秤とかスリー天秤になるかもしれませんが、それはある意味、当然のことだと思います。
ただ、私達はそういう政局に与するのではなくて、掲げた政策が実現するなら協力するし、実現しないなら協力できないということで、誰と協力するかというよりも、何を実現するのかというこの原点はぶれずにですね、主張し続けていきたいなと思ってます。
Q)交渉の最低ラインというかこの金額じゃないと賛成できないというラインはありますか
それを言うとなかなか交渉にならないので。
まだ私はここで交渉が全て終わったとは思ってません。
ただ、やはり幹事長レベル、あるいはそれ以上のレベルの話も当然私はありうると思ってますから、ぜひ政府与党におかれてはですね、今の物価高で苦しい状況に置かれている国民の生活や思いに少しでも応えるような、そういう合意をぜひ実現していただきたいし、我々も建設的に協力はしていきたいと思ってますので、ぜひ、一定の合意を引き続き模索してもらいたいなと思いますね。