お酒にもあう「鮫なます」

続いては、鮫なますです。材料は、 鮫の身とハラス、ダイコン、ネギ、味噌、塩、酢。茹でた鮫をほぐし、大根おろしと酢味噌であえた一品です。

津軽あかつきの会 中田桂子さん
「鮫は日持ちするんですよ。津軽は雪国で周りに海がない。昔は冷凍庫とかあったわけでもないし、だから日持ちするものを使って作るんです」

津軽あかつきの会 中田桂子さん

鮫の身とハラスを茹で、細かくほぐしたら、大根をおろします。
通常のおろし器と鬼おろしの2種類を使ってすりおろし、食感の異なる大根おろしを合わせて使います。

粗くおろせる「鬼おろし」
結構、力がいりますねと白川アナ

ねりこみと鮫なますを試食します

調味料の分量で言い合いになったり、一緒に味見をしたり…和気藹々の中、作業は進み、ねりこみ鮫なますが完成しました。

白川舞アナ
「自分で作った津軽の料理をいただきます。まずは、ねりこみから。ザラメを使っているので、甘みにコクがあってすごく美味しいんですよね。そして鮫なます!いやあ~これはお酒に合いますね。お正月の料理にぴったりのお料理だと思います」

ねりこみと鮫なますを試食します
甘みにコクがあってすごく美味しい!

こうして楽しく料理した体験も、味と共に伝わっていくのかもしれません。津軽のお母さんたちに楽しく優しく教えてもらい、しっかりと津軽の郷土料理を学ぶことができました。
パワフルで笑顔が素敵な津軽あかつきの会のみなさん、ありがとうございました。

青森テレビ「わっち!!」月~金曜夕方4時25分から
「あおもり学び隊」2023年12月19日放送回より
※掲載しているのは取材当時の情報ですので、変更となっている場合があります。