冷え込みとともに鍋料理の季節にも突入です。
その具材として欠かせないハクサイの収穫が愛知県豊田市で始まりました。

豊田市は猿投地区を中心に12軒の農家が7ヘクタールの農地で年間に約600トンあまりのハクサイを生産する県内有数の産地。
上原農園では12日から収穫が始まりました。収穫されたのは「黄づつみ」という品種で、柔らかく甘みがあり鍋物に適しているということです。

ことしは台風や猛暑の影響で9月の植え付けが遅れ、その後も気温が高く、収穫は例年より1週間程度遅くなりましたが品質は良いということです。
JAあいち豊田では今年度、例年並みの660トンの出荷を見込んでいて、県内のスーパーなどで販売されます。
(上原農園 鈴木晴道さん)
「これから本格的に出荷が始まるので、家族みんなで鍋を囲んで食べて頂きたい」