身近な話から“戦争”を感じてもらう…
孫 西田七虹さん「なんかパって。やってみようかな、みたいな」「おじいちゃんが自分の小学校に来て出前講座をしてくれたのをずっと記憶にあったので、それをお手本にという感じでやれば自分にもできるんじゃないかなみたいな」

富山大空襲を3世代で語り継いくことを決めてから、3人は、富山と同じ夜に空襲があった新潟県長岡市をはじめ、全国各地を回り太平洋戦争の歴史を学び直してきました。
そして、7月31日、七虹さんが初めて富山市の放課後児童クラブで「語り部」を務めました。

孫 西田七虹さん「みんな何歳ですか?」
子どもたち「10歳です」
孫 西田七虹さん「お、10歳、10歳という声が聞こえましたが、私のおじいちゃんは10歳で戦争を体験しました」

約30人の小学生を前に、富山大空襲や戦争について話をしました。
孫 西田七虹さん「爆撃の一番中心として落とされた場所がすぐそこの城址公園です」
母の亜希代さんもサポートし、富山を襲った爆撃の凄まじさを伝えます。

孫 西田亜希代さん「1坪っていう範囲なのね、180cm×180cmなんだけど、富山市にこの広さに1発落とされたっていうことなのね。このぐらいたくさん爆弾が落ちたんだよっていうことをこの大きさで知ってもらいたくて」

七虹さんは、子どもたちが戦争を遠い話だと感じないよう、戦時中の食事の話などを盛り込み、身近なことから戦争を伝えました。そして最後は…。