「これで再稼働?」周辺住民が抱く不信感


石川県志賀町の福浦港。原発から5キロ圏内にある港町には、およそ400人が暮らしています。

福浦港 能崎亮一 前区長
「あれが建屋と煙突と…ここの避難所は、原発に一番近い避難所でした」

区長を務めていた能崎亮一さん。元日の地震発生をうけ、以前校舎として使われていた建物に住民を避難させたり、支援物資を用意したりしました。


福浦港 能崎亮一 前区長
「(体育館は)ここは全部2階のガラスが割れて中に人が入れんかった、風もひどいし…それで、当時は一旦ほとんどの人が車で車中泊」

能崎さんが案内してくれたのは、1階にある“放射線防護エリア”です。
避難してきた500人のうち、お年寄りや子どもなどおよそ50人がこの部屋に寝泊まりしていました。