神奈川県藤沢市の交差点で、信号を無視した乗用車が事故を起こして、その後、現場から複数人が逃走していた事件で、きょう、警察は少年ら2人を逮捕しました。

今年5月、藤沢市の交差点で信号を無視した乗用車が、交差点で普通乗用車と衝突した後、対向車線の軽乗用車にぶつかって男女3人がけがをしました。

現場からは複数人が逃走していて、警察はひき逃げ事件として行方を追っていましたが、きょう、事故を起こした車を運転していた16歳の少年を逮捕しました。少年は当時、別の車とレースをしていたとみられ、警察はこの少年とともに逃走していた別の車の運転手・渡辺慈英容疑者（20）も逮捕しました。

取り調べに対し、少年は容疑を認めていて、渡辺容疑者は否認しています。

渡辺容疑者らの車には当時、10代の男女8人が乗っていて、45キロにわたってレースを繰り返し、100キロ以上のスピードが出ていたとみられています。