ギャンブルとの付き合い「実は教育を受けてないのは、我々大人です」

(国際カジノ研究所の木曽崇所長)そもそもこれは全米の賭博シンジケートの調査から、カリフォルニアの胴元が見つかったという話であって、彼は氷山の一角です。もっと背後に大きい組織がある前提で捜査していますから、この後、もっと捜査が進むと何か出てくるかもしれません。

――誰でもはまってしまう可能性があるというギャンブルとの付き合い方、子ども世代にどう教育していくべきなのでしょうか。

(国際カジノ研究所の木曽崇所長)2018年から学習指導要領の改訂があって、新しくギャンブル依存に対するリスク教育も含まれるようになりました。なので、2018年以降に高校生までにいた人たちは何かしら教育は受けている状況です。教育を受けてないのは、実は我々大人です。実は我々がまず学び直しをするところから始るのが必要だと思います。

――子どもへの教育、大事なポイントでいうとどこでしょう。

(国際カジノ研究所の木曽崇所長)どのみち社会に出るとギャンブルはあるので、包み隠してもしょうがない。こういうものがあるという前提で、ちゃんとリスクを管理する手法を教えていくことが重要なんだと思います。