のめり込む水原容疑者のような姿「負け追い」

――賭博業者とのやり取り。2021年9月に始まって、出てくる額も大きくなっていき、2022年末には3000万円頼むというやりとりがあります。「バンプ」いわゆるツケで払う、勝てば返せる。これはのめり込んでいくパターンですか。

(国際カジノ研究所の木曽崇所長)そうです。業界内では、こういう行為を「負け追い」といいまして、前に負けた金額を返すために、より大きな金額を賭けていくのは、雪だるま式に大きくなっていく典型例です。

――最初の掛け金は、実は10ドル(1500円)。最終的には2400万円位。これ、他の州の合法業者でギャンブルをやることはなかったのですか。

(国際カジノ研究所の木曽崇所長)アクセスは国内からできないです。アメリカ国内の各州は、別の州からアクセスができないようにしてあるので、そういう意味ではカリフォルニア州の人たちは、やるとしたら海外の業者にアクセス、そういう業者も一部あると思います。