負けの割合が「理論値とかけ離れている?」

――水原容疑者の年収は一説では4000万円とか7000万円とか言われています。2年数ヶ月でやっていた総額は370億円、賭けに使っていたそうです。負けは280億円、勝ちは218億円、その差額62億円がマイナスです。負けてる割合が16.8%、これは合法ギャンブル業者でしたら、こんなに高いわけないと。
(国際カジノ研究所の木曽崇所長)そうです、10%以下と言われています。1万9000回もやってますから、確率論上は平均化するので、極端に負けすぎるってことはあまりなく、理論値に近づいていくはずなんですけど、(水原容疑者の結果が)ものすごくかけ離れてるのは、ひょっとしたら、賭け自体そもそもオッズが悪いってことがあり得そうです。ただ、オッズが本当に悪かったかというと、私はちょっと疑問点があって、海外の合法業者で同じ賭けは成立してるわけで、そのオッズは見れているわけですから、極端に不利なところに、これぐらいはまってる人が賭けるとは思わないです。

――そうなるとなぜこの負け率ですか。
(国際カジノ研究所の木曽崇所長)となると、何かしらゲームそのものに、イカサマ・八百長があるのかもしれないなというふうに疑われています。スポーツベットの場合は、ゲームの結果は外なので、もう直接的に八百長に繋がってくる話になってくるので、だからこそ危ない話なのかなというふうに思っています。














