あの人はどこで戦死したのか 遺族がたどる戦争の“記録” 遠い存在だった戦争を自分事に【戦後80年】

そこには、家族の記録が残されているかもしれない。ここは愛知県公文書館。保管されているのは、旧日本陸軍の兵士に関する書類。兵籍簿に、軍歴証明、さらには戦没者資料。家族であれば閲覧可能で、太平洋戦争中、どんな階級で、何をしていたのか、そして、どこで戦死したのかが記されている。岐阜県出身で、現在、栃木県に住む角田梨紗さん37歳。学生時代、戦争について研究していた角田さんは、戦後長い歳月がたち、もう証言が…






































