味も “おしゃれな” アレンジレシピ…

最近では、卵の代りにしいたけや湯葉などを入れた家庭独自のべっこうがあるそうです。境さんは若い世代に気軽に触れてもらいたいと、こんなアレンジレシピを紹介してくれました。それが、すりおろした長芋の上に、昆布だしと寒天を混ぜたものを乗せ、トマトや枝豆を乗せた一品。

嘉藤アナ:
「いただきます。これはまた(べっこうとは)違うさわやかさがあります。トマトのほどよい酸味と、とろろのなめらかさ、見た目だけではなく味もおしゃれですね!」

とやま食の匠 境嘉代子さん:
「みなさん、伝承料理というのは難しいと思っていらっしゃるんですよ。教えてあげると『え、簡単にできるのね』ということがあるので、ちょっと思考を変えるだけで色んなことができるので、どんどんアレンジしていただきたいなと思います」

気軽に作れる卵料理「べっこう」。この機会に富山の郷土料理に触れてみてはいかがでしょう。