今年も暑い夏がやってきました。熱中症対策でエアコンが欠かせない日が、今続いています。そんな夏に、炎天下でひっそりと活躍しているのがエアコンの室外機です。実は、エアコンの室外機は、暑さが最も苦手で、大敵なのです。室外機周りの環境を少し変えるだけで、運転効率がアップし、節約にもつながるといいます。
猛暑の夏に欠かせないエアコン…ですが最近、効きが悪くなっていると感じることはありませんか?
室外機が直射日光や地面からの照り返しにさらされて、その付近がとても高い温度になっていると、エアコンの効率が下がってしまうのです。
そもそも、エアコンの室外機は部屋の中の熱を吸い込み、外にはき出します。しかし、メーカーのダイキン工業によりますと室外機そのものが日光などに当たって暑くなると、効率よく熱を捨てきれなくなり、たくさんの電力を消費するばかりか 冷やす力が弱まってしまうそうです。
さらに…、外機の保護や、ちょっとしたおしゃれの目的でつけるカバーも、効率を落とす要因に。物を置いたりカバーをして吹き出し口がふさがると、せっかく捨てた熱を再度、吸い込んでしまい、運転効率を下げる原因になるといいます。