原爆犠牲者の慰霊などのため長崎を訪問していた天皇皇后両陛下は、全て日程を終え帰京されました。

両陛下は14日午後9時ごろ、羽田空港に到着し、皇居に戻られました。

2泊3日となった今回の長崎への訪問。2日目までは愛子さまも同行し、平和公園で慰霊碑に花をたむけられたほか、原爆資料館や養護施設で被爆者や20代の語り部と懇談されました。

両陛下は、愛子さまについて「改めて原爆被害の実相を肌で感じるとともに、苦難を乗り越えてこられた長崎の人々の強い平和希求の思いを深く心に刻んでいます」とコメントされています。

今年、沖縄や広島などを訪れた天皇ご一家は、今回の長崎で戦後80年の「慰霊の旅」を締めくくられる予定です。