塩尻市にある松本歯科大学衛生学院。
県内に4校ある歯科衛生士養成機関のひとつです。
養成課程は3年間。
衛生学院では、2021年に、それまで38人だった入学定員を50人に増やしました。

門戸を広げようと、年間66万円だった授業料を2022年度からは15万円に下げ、2024度は、さらなる入学定員の増加を目指しています。

歯科衛生士のニーズは高く、全国の養成学校を卒業した歯科衛生士の2023年春の求人倍率は、23倍余りに達しました。
笠原悦男(かさはら・えつお)学院長:
「虫歯と歯周病だけを治せばいいんだっていうところから、今は完全に予防にシフトしてきて、その予防を手伝ってくれるのが歯科衛生士なんですよ。歯科衛生士という職業は、それこそ売り手市場っていうのか20倍ぐらいの(求人)倍率で行きわたらないんですよ歯科衛生士さんが」
3年生 坂井歩さん:
「歯科医院に通っていた時期があって、その時に歯科衛生士に歯ブラシ指導をしてもらったことがあって、興味を持って目指すようになりました」
3年生 丸山沙生さん:
「患者さんひとり1人に頼ってもらったり、寄り添えるように勉強をしっかり続けて技術や知識を身につけていきたい」