クマの目撃情報が相次いでいる大町市で、3日の早朝にも、クマが目撃されました。
前日の2日に目撃された個体と同じものと見られ、警察で注意を呼びかけています。

大町警察署によりますと、クマが目撃されたのは、大町市平の大町温泉郷の近くで、3日午前6時過ぎ、成獣と見られるクマ1頭が目撃されました。

通報を受けて、警察官が現場に駆け付けましたが、すでに姿はありませんでした。

体長は1メートルほどで、2日の午前8時ごろに付近で目撃された個体と同じものと見られています。

大町市では、2日の正午ごろまで、同じクマと見られる目撃情報が相次ぎ、市や警察が、爆竹やロケット花火を使って山に追いやったということです。

一夜明けて再び同じ個体が、山から下りてきているとみられることから、警察では、住民に注意を呼びかけるとともに、パトカーを使って一帯の警戒を続けています。