千曲市で2日未明、夫婦2人が住む住宅がほぼ全焼した火事で、焼け跡から見つかった遺体は、この家に住む女性であることが4日、確認されました。
千曲警察署によりますと、死亡したのは、千曲市稲荷山の76歳の無職の女性です。
火事は、2日の午前1時過ぎ、近所の人から「煙が出ている」と消防に通報があったもので、消防車など6台が出動して、およそ2時間後に消し止められましたが、平屋建ての住宅をほぼ全焼しました。
女性は寝室から救出されたものの、搬送先の病院で死亡が確認され、その後、身元の確認が行われていました。
死因は、焼死だということです。

女性は、84歳の夫と2人暮らしで、夫は自力で逃げ無事でしたが、息苦しさを訴えて病院に運ばれ、入院中だということです。
警察と消防で引き続き、火事の原因などについて調べています。




  







