先週金曜日、広島県内各地で降った激しい雨。広島市の一部で避難指示が出るほどの雨でした。しかし、この雨を心待ちにしていた人も…。


史上、最も短かったことしの梅雨で農地が干上がっている農家です。


農家
「雨ごいでもするかという感じですよ」


先週は台風4号の接近に始まり、金曜日の大雨までほぼ毎日、雨が降りました。


きょうのテーマは、『恵みの雨になったのか? 日照り地区の明と暗』

主なアメダスの観測地点の梅雨期間の降水量と平年値を比較してみました。全体の8割強の地点で平年の半分以下となっています。そんな中での先週の雨、農家は少し一息つけたのでしょうか。


水不足に悩まされている2つの地区に注目しました。
・三次市 君田町 石原地区
・安芸高田市 高宮町 原田地区

恵みの雨は降ったのでしょうか?


台風4号が広島県から遠ざかった翌日の先週水曜日、三次市 君田町 石原地区 を訪ねました。取材に応じたのは、地元の集落法人「高幡」の曽根保さんです。


集落法人 高幡 曽根保さん
「台風が来るので雨を心待ちにしていたが、たくさん降らず、当てがはずれた」