同じ日、安芸高田市 高宮町 原田地区 です。42ヘクタールでコメを栽培する大規模農家「ハラダファーム本多」の本多正樹代表です。

ハラダファーム本多 本多正樹代表
「本当に天気予報ばかり見ている」
本多さんも台風4号の接近に期待していましたが…

「まあ、降りはしたが、雰囲気的には湿ったという感じ…」
ここでも一部の田んぼはひび割れたままでした。水源は、田んぼのすぐ近くにあるため池です。

本多正樹代表
「ふだんなら土が見えないくらいまで水がたまっている状況。これくらいになってしまうと本当に危機感を感じる。これから先、イネの穂が出る。そのときに水がないと非常に困る。やっぱり収量に大きく影響してくる」

本多さんは、肥料など農業資材の価格が高騰する中、収量が落ち込めば、経営がかなり厳しくなるとみていました。
その2日後の8日金曜日、県内各地でまとまった雨が降りました。君田町 石原地区 でも午後5時過ぎから激しい雨が降りました。

今度こそ、恵みの雨となったのでしょうか?