その力士たちが勢揃いした相撲の冬巡業「大相撲広島場所」。会場は多くの相撲ファンで賑わいました。広島市東区の会場には、相撲ファンや家族連れなどが詰めかけ、「満員御礼」となりました。

午前中には、ちびっこ相撲が行われ、子どもたちが一生懸命、力士に挑みました。

たちばな幼稚園 園児
「たのしかった。がんばって勝てた」「おしても負けそうになったけど、最後は勝ててうれしかった」

普段は見ることができない相撲の髪結いの実演のほか、相撲の決まり手や禁じ手を紹介する「初っ切り」なども披露されました。

横綱・豊昇龍による、堂々たる土俵入りで会場は大盛り上がり。迫力満点の立ち会いに、観客は大きな歓声を上げて、楽しんでいました。

広島場所結びの一番は、横綱・豊昇龍と大関・琴櫻の一騎打ち。土俵際で琴櫻のすくい投げが決め手となりました。

観客
「みんなすごくデカかった。音が迫力があった。初めて見たけどすごかった」
「観客楽しかったです。間近に見られて。力士とも写真を撮れた。琴櫻のファンなので、よかった」

合同会社大相撲広島場所実行委員長 中村文昭さん
「おかげ様で3000名ほどのお客様にお越しいただき誠に感謝している。幕内トーナメントの開催が初めてだった。迫力があり、また来年も実施していきたい」

大相撲初場所は、年明け1月11日から両国国技館で開かれます。