「白色」をテーマに絵画を集めた展覧会が、広島市の美術館で始まりました。
ひろしま美術館で12日から始まった特別展「白の魔法」はクロード・モネなど名だたる画家の西洋絵画や日本画、版画など、およそ130点が展示されています。
「霊峰不二」は、貝殻を砕いた「胡粉」で描いた横山大観の晩年の作品です。

こちらは、ゴッホが描いた「ドービニーの庭」。当初はピンク色だった壁や花が退色して白色になりました。

ひろしま美術館 農澤美穂子学芸員
「画家達がどのように白を使ってどんなふうに表現をしたのかというのを見て貰えるような展覧会として企画をいたしました。白という色を通しながら、絵画の新しい見方を観ていただける機会となれば嬉しいと思っております」

特別展「白の魔法~モネ、大観も使った最強の色~」は、来年の3月22日までひろしま美術館で開催されます。


































