「今は金儲けはできんよ」シゲさんの心配をよそに…

夜の部、営業再開の日を迎えた当日。花奈さんがみるのは午後6時からですが、夕方4時にはスタンバイし、シゲさんのとなりで仕事を覚えます。

利用客「鈴木さーん。もう少し入れたほうがいいって」 
鈴木花奈さん「お湯?」

さっそく、花奈さんの出番がきました。

鈴木花奈さん
「この作業は初めてです、お湯の追加のやり方は今さっき聞いたばかり。お湯のほうを3分1くらい。温度を見ると…、あー確かに下がってる」

メモを見ながら、見よう見まねでお湯の量を調整していたところ、花奈さんを心配して、シゲさんが様子を見にきました。

鈴木花奈さん「レバーを下ろした、下ろしたよ」
シゲさん「下ろしたの?いいさぁ、じゃ」
鈴木花奈さん「下ろしっぱなし?」
シゲさん「お客さんがいいよーって言うさ」

夜の営業は15年ぶり。シゲさんはお客さんが来るか心配していました。

シゲさん
「今はもう金儲けできんよ。私はあげきれんよ」

15年ぶりに夜の部再開の中乃湯。夜の営業が再開されると聞きつけて、次から次にお客さんが訪れます。