復帰以降に確認された米軍機からの落下物は80件にのぼるなどトラブルは相次いでいます。
さらに政府は、台湾有事を念頭に先島諸島での自衛隊配備を強化し住民の避難計画を進めるなど、沖縄は国の安全保障問題の最前線に立たされ、県民への負担は重く のしかかっています。
石垣島では15日、自衛隊のミサイル配備や南西シフトに反対し、労働組合などが
平和行進を行いました。
▼参加者のシュプレヒコール
「基地を撤去せよ!」
▼平和行進の参加者
「八重山においてもどんどん軍事強化されている状況で、最近では台湾有事だという話も出てきていて、望んでいる平和な世の中が遠のいているなと感じています」「復帰53年たっても何も変わっていないなと、性暴力の問題も出てきていますし。基本的には基地即時撤去を求めたい、さらに日米地位協定改定まで求めていきたい」

参加者たちは強い日差しが照りつけるなか、約9.5キロの道のりを行進し、「基地のない平和な沖縄を」などと訴えました。