大分県別府市に障害などにより左右異なる靴が必要な人に向けたショッピングサイトを立ち上げようとする若い女性がいます。起業の背景には自らの経験をもとに「全ての人に履きたい靴を」という熱い思いがあります。
初めての起業に挑む副田優海さん。今、通販事業を立ち上げようとしています

(パラステップ・副田優海さん)「左右違うサイズや、左足だけ右足だけという風に購入できるビジネスをやろうと思っています」

副田さんは脳性まひにより左半身がまひしているため、左足のつま先をすりながら歩きます。
(副田優海さん)「普通の靴を履いていたら、3か月で片足だけ破れるのですぐに買い直さないといけない」
原点は思春期のデザイン性の高い靴へのあこがれ
金銭的にも靴選びに妥協せざるを得ず、思春期は、気軽には履けなかったメーカー品のナイキなど、友人が履くデザイン性の高い靴に憧れがありました。
(副田優海さん)「ナイキ履いているだけで気持ちも上がりますし、周りと同じ靴が履けると自己肯定感もあがりますね。ずっと自分と同じ境遇の人を何かの方法で手助けしたいと思って生きてきたので、みんなが履きたい靴を履けるというのが目標」