駅の賑わいづくりや乗降のサポートも

駅のコミュニティホールもコロナ禍に閉鎖され、活気も失われていました。

貞松理事長:
「その大きな空間が、全く活用されてないっていうところにもったいなさを感じて。じゃぁ、まちの声に対して何かができないかとか、この真っ暗になってしまっている空間の中で何か面白いことができないかと」

「ながよ光彩会」が、駅の賑わいづくりを目指すJR九州の企画に応募し『グッドステーション』が誕生しました。

きっぷの回収や駅の清掃に加え、JR九州からは列車の乗り降りに手助けが必要な人の介助も委託されています。

貞松理事長:
「車椅子のユーザーさんの介助については、私たち、高齢者福祉事業をメインでやらせて頂いている事業者でもあるので、慣れてはいると思います」

理事長の貞松さんと、コーヒーの焙煎士・奈良崎博一さんは、理学療法士でもあります。

これまでの経験に加え、JRの研修も受講し、介助にあたっています。

オープンして1か月あまり。駅での困りごとは色々あるものです。

切符を買おうとお金を入れるも……戻ってきてしまい、買えません。

利用客:「500円ですもんね?」
カメラマン:「ですね…」

実は、新しい500円硬貨に対応していませんでした。

奈良崎博一さん:
「落とし物ですね。これですね、どこにありました?」

落とし物です。直後に持ち主から連絡があり預かることに。

奈良崎さん
「たまたま(落とし主から)連絡があったので、対応できて良かったです」

早田アナ:「だんだんコツを掴んできてますか?」
精神障がいがあるメンバー:「うん、そうですね、楽しいです」