茶寿という長寿の祝いをご存じでしょうか。漢字の「茶」の字が「十」「十」「八十八」となり、それを足し合わせて《数えで108歳》を祝います。

6月22日、その茶寿を迎えたのが長崎くんち・本踊の演奏を担う地方(じかた)の指導者・松永鐵文歌(まつなが・てつふみか)さんです。
長年、後進の育成に力を注いだ松永さんの茶寿を祝おうと、長崎市で流派一門による演奏会が開かれました。

歌舞伎などで、踊りを支える音楽担当を地方といいます。全国から100人を超える名取らが集まった松永流一門会です。

松永鐵文歌さんは大正6年生まれで、22日が108歳の誕生日。3年前に入所した福祉施設からきました。

弟子:「わかる?廣子よ」
鐵文歌さん:「廣子ぉ…笑…こんげん廣子は初めて見た」

最近ちょっと記憶があいまいになってきました。