衣類をリサイクルしてできた紙は町の広報誌にも
環境省の推計によると、去年1年間に国内で供給された衣類はおよそ80万トン。
一方で、52万トンの衣類が廃棄されました。
また、リサイクルされた衣類は12.7万トンにとどまり、リサイクル率はおよそ17%と、低い水準にとどまっています。

こうした中、高鍋町ではまつりの紙灯籠のほかにも、リサイクルしてできた紙のさまざまな活用を考えています。
(高鍋町役場町民生活課 酒匂 剛さん)
「こちらの資料を発行させていただきました」

これまでに、町が主催するイベントのパンフレットに使ったほか、12月からは広報誌にも使用することにしています。

町ではこうした取り組みで繊維ごみを減らし、処理に伴う二酸化炭素排出量を減らしていく考えです。
(高鍋町 黒木敏之町長)
「我々も積極的にこのような取り組み、リサイクル、あるいは自然保護の取り組み、SDGsの教育、誰ひとり取り残さない哲学のもとに実際にこんな取り組みをしていますよということをアピールしていきたいと思っているところです」


※MRTテレビ「Check!」11月6日(火)放送分から