とりあえず味がおいしくなれば、なんでもOK。結果オーライ
そんなクラフトチョコレートに魅せられた男性がいます。
「これがカカオの果実になります」
宮崎市に住む大田原尊之さん(25歳)は、チョコレートの原料となるカカオを栽培しようと、先月、農園を開きました。

(宮崎カカオ 大田原尊之さん)
「たまたま社会人になってクラフトチョコレートっていうものを食べまして、産地ごとにそのフレーバーの違いがすごい出てるなってことを感じて、たった(カカオ豆と砂糖の)2つの原材料だけで作られてるのに、これだけ幅広い香りが出せることに可能性を感じて、自分自身でも宮崎でカカオを作ってみて、おいしいものをおもしろいものを作りたいなって思ったところがきっかけ」


現在、国内でカカオを栽培しているのは沖縄や小笠原諸島など、一部の地域のみ。
そのため、大田原さんは、海外の研究論文などを読み栽培技術を学んでいます。

(カメラマン)「これは何の種類なんですか?」
(宮崎カカオ 大田原尊之さん)
「これは謎なんですよね。ちょっと購入したときも書いてなかったので、全く不明なんですけど、とりあえず味がおいしくなればなんでもオッケー、結果オーライって感じです」
