宮崎県日向市は、下水処理の過程で発生するバイオガスを活用した発電事業に取り組もうと、東京の企業と契約調印を行いました。

日向市と契約調印を行ったのは、東京の上下水道のプラントメーカー、「月島アクアソリューション」です。

発電事業は、日向市が市浄化センターの汚泥処理の過程で発生するバイオガスを月島アクアソリューションに年間およそ110万円で売却。
企業側は、浄化センター内にバイオガス発電施設を整備して、買い取ったバイオガスで発電を行い、売電するものです。

これにより、一般家庭およそ160世帯分にあたる年間およそ219トンのCO2削減が図られるということです。

(月島アクアソリューション 細川展宏 取締役常務執行役員)
「これからもこの消化ガス(バイオガス)だけではなくて、上下水のインフラの維持について、官民連携需要に取り組んでいきたい」

このバイオガス発電事業は、来年4月から20年間、行われることになっています。