カラスが人を襲う!?

これは、北海道で撮影された映像。カラスが、通行人に襲いかかっている。
なぜ、カラスが人を襲うのか…

カラスは、春になり、繁殖シーズンを迎えると、背の高い木や電柱など、ねぐらとは別の場所に巣を作り、子育てをする。

そこに、人が近づいた場合に、カラスが人を威嚇するケースが多いという。

長年、カラスを研究している専門家は…

(CrowLab代表取締役・宇都宮大学 塚原直樹 特任助教)
「子供が無防備な状態でいるということで周りに対して神経質にはなる。人に近づいてヒナから自分に注意を向けるという行動をする」

専門家によると、カラスが人を襲いやすいのは、ヒナが巣立ちをして親元で飛ぶ練習をする時期。県内では、4月後半から、その時期に入るという。

カラスに襲われないためには

では、カラスに襲われないためには、どうすればいいのだろうか。

(CrowLab代表取締役・宇都宮大学 塚原直樹 特任助教)
「帽子をかぶるとか傘をさす形で後頭部を守ることがけがとかに結びつかない対策になる。
翼が(ヒトの)腕に当たるおそれがあるので、それを恐れてカラスも人に近づかないといことがあるので、腕上げをしながら通り過ぎるという対策は非常に有効」

学習能力が高いと言われるカラス。共生するために、人間の知恵も試されている。

(スタジオ)
VTRの中でありました、カラスに襲われないための対策がこちら。

カラスは人間の死角である後頭部を狙ってくるので、帽子をかぶったり傘をさしたり、それに、両手をあげるバンザイのポーズも効果的だそうです。
また、死角をつくらないためにあえて、カラスと目を合わせることも効果的なんだそうです。

この場所から追い払ったとしても、次はどこかの場所に移動しそこでまた増えるわけですから、我々もゴミの出し方をより徹底するなどの対策をすることも大切です。

※MRTテレビ「Check!」3月16日(木)放送 「Check!調査班」から