川崎市は、市内の県立高校の生徒らが沖縄県に修学旅行に行った後に腹痛や下痢の症状を訴え、生徒15人が入院していると発表しました。
生徒の一部は腸管出血性大腸菌「O157」への感染が確認されていて、修学旅行中に食べたものから集団感染を起こした可能性があるということです。川崎市によりますと、今月20日、市内の医療機関から「同じ高校、同じ学年の複数の生徒が腹痛や下痢など同じ症状を訴えている」と情報提供がありました。
きのう(23日)までに中原区の県立高校の2年生95人と教員1人のあわせて96人が腹痛や下痢、血便の症状を訴え、このうち生徒15人が入院しているということです。
また、21人に腸管出血性大腸菌「O157」の感染が確認されたということです。
この高校の2年生の生徒346人は今月14日から17日の間、修学旅行で沖縄県を訪れていて、一部の生徒は17日から体調不良を訴えていたということです。
1日目と2日目は集団行動し同じ場所で飲食を行っているということで、市は修学旅行中に食べたものから集団感染した可能性もあるとみて調査を進めています。
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