レースを振り返る

7区間、100キロで争われた「ニューイヤー駅伝」。
2年連続で1区を任されたのは、20歳の長嶋幸宝選手。見事、トップでたすきをつなぎます。

2区・茂木圭次郎選手もいい位置でつなぐと、3区の葛西 潤選手が区間2位の走りで追い上げ2位に浮上。

続く4区・ケニア出身のキプルト選手も順位を守り、5区・大六野秀畝選手は区間2位の走りを見せます。

そして、6区・齋藤 椋 選手も粘りの走りでトップに食らいつき、12秒差でアンカーの井川龍人選手にたすきをつなぎます。

勝負を託された井川選手は、トップのホンダに5キロ手前で追いつくと、その後ろをピタリとマーク。
そして、残り500メートルのところで、圧巻のラストスパートで振り切り、5年ぶり、史上最多26回目の優勝を果たしました。

1区 長嶋選手が区間賞

本当に見ごたえあるレースでした。
ここからは選手たちの走りを振り返っていきますが、まずは西村監督、1区で区間賞をとった長嶋選手の走りはどうでしたか?


(旭化成陸上部 西村 功 監督)
そうですね、やはり1区で勝ちを取ってくれて、チームに勢いをつけるような走りをしてくれました。

(髙橋美苑リポーター)
私も走りからすごく気合も感じました。
長嶋選手は、去年も1区を走りましたが転倒で遅れてしまい特に悔しさを味わったと思います。今年はどんな思いで1区を託したんですか?

(旭化成陸上部 西村 功 監督)
やはり昨年のことがあったので、今年はリベンジをしたいというところがありましたので、ぜひとも区間賞を取って、リベンジしてほしいという形で繰り出しました。