宮崎県は国に認定基準の見直しを求めた

そうなると、受けられる支援も変わってくる。

災害救助法に基づく応急修理の対象には「準半壊以上」と証明される必要があるため、「一部損壊」では支援の対象外となる。

こうした中、被災者の生活への影響を踏まえ、宮崎県は、国に認定基準の見直しを求めた。

宮崎県の河野知事は、今月9日、国に被災者支援制度の改正を要望。竜巻や突風の認定基準について損害割合の見直すことなどを求めた。

(宮崎県危機管理課 田中児真さん)
「行政として支援が足りていないところはある」

おととしの台風14号の浸水被害では45%が「準半壊以上」と認定。
一方、今回の突風被害では「準半壊以上」とされたのは12%だった。

(宮崎県危機管理課 田中児真さん)
「被害に遭った方々の一日も早い復興を目指して、県としても是正してもらいたい。提案してもらいたいことを、口酸っぱく、国に伝えていきたいと考えている」