定期的に練習を重ねることで落語の楽しさを感じている

「富楽家」を結成後、藤江さんは子どもたちの指導のため、週に一度、学校にある稽古場を訪問。

この日も1時間ほどかけて学校に向かいました。

(藤江開生さん)
「ずっと(落語を)やっているという環境があること自体がすごいなと思ったので、それは是が非でも残してやっていってほしい」

稽古場では藤江さんを8人の児童たちが待っていました。
この日は練習を前にまず、自分の強みや今後の目標などについて話し合います。

「恥ずかしがらず、自信を持つ!」

そして、一人ずつみんなの前で落語を披露。大きな声で身振り手振りを交えながらそれぞれの演目を発表しました。

およそ2時間、みっちり稽古した児童たち。

(児童8人)「気をつけ、ありがとうございました!」

定期的に練習を重ねることで落語の楽しさを感じているようです。

(那須虎ノ助くん)
「楽しい。セリフをがおもしろい」

(那須結夏さん)
「しゃべり方とか、言葉の間の開け方とか、勉強になる」
(椎葉隼翔くん)
「自分が練習してきた落語を笑ってもらえるところが楽しい」
(那須愛莉さん)
「自分は中学校3年生まで(落語を)やろうと思っていて、中学校3年生までの残り3年間のうちにもっと広められたらなと思う」