ただ、地震とは無関係なまま加賀温泉郷がこの春を迎えているわけではありません。加賀市山代温泉の「みやびの宿加賀百万石」では、今も100人ほどの2次避難者を受け入れています。

みやびの宿加賀百万石・吉田久彦社長「最初はやはり観光の方がたくさん多くいらっしゃるというので多少心配していたが、大きなトラブルはなく、皆さんに快適に過ごしていただけているかなと」

当初は観光客と2次避難の人たちとの対応を両立させることに不安もあったといいますが、双方が泊まる建物を分けることで、互いに気にせず過ごせる環境を整えています。

「観光客と2次避難者の両立」 加賀温泉郷が向き合う課題


みやびの宿加賀百万石・吉田久彦社長「今後も受け入れをして、行き場所がなくなることがないように努めていきたい」

開業から1か月、首都圏からのアクセス向上で、加賀温泉郷ではさらなるにぎわいに期待が高まっています。